カティーの旅とマイル

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伊豆韮山反射炉は本当にがっかり世界遺産なのか!?周辺観光と併せて解説!

2012年以前には世界遺産のなかった静岡県ですが、2013年に富士山が、2015年には韮山反射炉世界遺産登録されました。静岡観光ついでにせっかくだから世界遺産を見に行こうかな。でも反射炉っていったいなに??検索したら「がっかり世界遺産」なんて記事が出てきた…そんな方も多いのでは?
本記事では韮山反射炉の実態及び周辺観光について紹介していますので、行くか迷っている方はぜひ参考にして下さい。


静岡県伊豆の世界遺産韮山反射炉

2015年「明治日本の産業革命遺産」として、23もの遺産が世界遺産登録されました。(最も有名なものは長崎の軍艦島でしょうか?)
本記事ではその中の1つ、静岡県の伊豆にある韮山反射炉をご紹介します。
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韮山反射炉とは

2015年に登録されたこの世界遺産は、幕末期から明治にかけて日本の近代革命に貢献した「製鉄・製鋼・造船・石炭」の関連遺産からなります。
当時の日本は黒船を筆頭に欧米の脅威にさらされていました。多くの日本人が「国を守らねば!」と立ち上がったのですが、いかんせん武器が無い。。。そこで大砲を作るためにこの反射炉が作られたのです。

近くで見るとなかなかの迫力
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炉内では熱が反射されて鉄がドロドロにとけます。溶けた鉄を型に流し込み、大砲にします。
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ちなみにこの反射炉では日本で初めてパンが焼かれたらしいです。
そのとき作られたパンは今のようにふんわりしたものではなく、カチカチの石のようなパンだったとか。腐りにくく、虫や動物がよってこない非常食的な意味合い、それから労働者が働く合間につまめるという点で重宝されたらしいです。
なぜ伊豆にこのような重要施設が建造されたかというと、反射炉に必要な粘土質の土・レンガ・石がそろっていたからだと言われています。
【南伊豆の石切場】といい、伊豆は温泉や食べ物だけでなく石にも恵まれていたのですね。

観光地としての韮山反射炉

韮山反射炉の敷地はかなり狭く展示物も反射炉と大砲くらいしかありません。もし反射炉という建造物だけを目的に向かうとがっかりする可能性が高いです。しかし、ボランティアガイドさんが説明をしてくれていたり、近くに反射炉を建造した江川太郎左衛門氏の邸宅が資料館として残っていたりするので、歴史背景まで含めて見学すると楽しさが増すでしょう。
また複数の観光施設が併設しているため、歴史にあまり興味がない方も楽しめるかと思います。

韮山反射炉に隣接する施設・行事】

  • 反射炉ビア直営レストラン(反射炉ビア買えます)
  • 茶摘み体験所
  • お土産販売所
  • 反射炉資料館
  • 夜桜ライトアップ(3月下旬〜4月上旬)
  • 蛍鑑賞(5月下旬〜6月上旬)

他にも車を少し走らせればイチゴ摘み・温泉街・伊豆の国パノラマパーク(ロープウェイで山に登って富士山が見れる)など、もう少し半島の奥に行けば天城越えで有名な天城や浄蓮の滝など多くの観光地があります。韮山反射炉とセットでぜひ遊びに行ってみてください。

韮山反射炉はがっかり世界遺産か?

正直なところ施設自体が小さいため、世界遺産という言葉に惹かれて来た方々にとってはがっかりする可能性が高いのでは?と思います。
しかし、歴史的価値が高く建造時期も人気の高い幕末な為、時代背景も含めると興味深い施設です。更に現在では周辺施設の整備やイベントにも力が入れられており、観光地としての魅力も上がっています。静岡民としては世界遺産ブームが過ぎても愛されるスポットになって欲しいです。
パン好きな人もここから日本のパンが始まったんだ!と思いながら観光して下さい(^^)

アクセス・料金・

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  • 入場料:大人500円、中学生未満50円
  • 観覧時間:4月〜9月=9時-17時、10月〜3月=9時-16時半

まとめ

韮山反射炉を「がっかり世界遺産」だなんて言わせません!歴史的価値のある建造物なので、当時に想いを馳せながら観光して下さい。(そしてあまり期待せずに来てください)
ただし敷地が狭く観光する時間も短くなるため、周辺の観光地とセットでの観光をお勧めします。