GoToトラベルの再開が未定の状態が続きますが、現在全国各地で実施されている県民割(都道府県別の自治体割)を全国に拡大すると言うふうに政府が調整しているという言う話があがっているそうです。
私が住んでいる静岡県でも県民割(バイシズオカ元気旅)が行われていますが、その対象は県民と近場の都道府県民だけです。
それが全国民が参加できるようになるようです。
本記事ではこの県民割(都道府県別自治体割)が本当に全国版に拡大した場合の注意点等についてお話しします。
県民割(都道府県別自治体割)
コロナウィルスの感染拡大を抑えつつ観光業の支援もするために、これまで複数回に分けて「県民割(都道府県自治体割)」が実施されてきました。
私の住んでいる静岡県でも県民割が実施されています。
第一段階では
「自分の住んでいる都道府県内での宿泊に一定額の補助金(割引)や地域クーポンを与える」
と言うもので、
次に「隣接した都道府県」、
それから、全国を複数のブロックに分けてその中であれば割引等の補助が受けられるにブロック割」と言うものも実施されています。
特に札幌割は人気観光地かつ全国民が参加できると言うことで、各サイトでクーポンが配られるたびに売り切れてしまうような人気っぷりです。
県民割の内容例
現在実施されている県民割(都道府県別自治体割)は、
「宿泊に対して一定額の割引または旅行クーポン」+「その地域のお店やレストランなどで使える「地域クーポン」の組み合わせ」
になっています。
そしてその中にはうまく使えばほぼ手出し0円に近づくものや、さらにはプラスになるようなものもありました。
県民割対象全国拡大時の注意点
このように県民割の参加対象が全国民に拡大されれば、GoToトラブルに匹敵する盛り上がりを見せると思われます。
しかし同時に、ゴートゥーにはない注意点(懸念点)も出てくると予想されます。
それは、各県民割がそれぞれ独自の方法をとっていると言うことです。
実質手出し3000円!
この静岡県の旅行クーポンはコンビニで購入することができます。
そして使える宿泊施設は県民割の公式ホームページに記載されている施設であり、現地決済を選択すれば基本的にプランに縛られません。
※金券付きプランなどを除く
(対象外のプランは宿泊施設側が明記しているはずですが、漏れがあると困るので私は微妙なプランを予約したら場合には問い合わせをして県民割の対象かを聞くようにしています)
しかし静岡県民割では、楽天トラベルなどのサイトにクーポンが現れてそれを使うと自動に値引きされると言う方式の予約は出来ませんでした。
ちなみに静岡県では楽天トラベルスーパーDEALと併用することで更にお得に(実質1000円未満になったりする)予約もできました。
一方札幌割などは、ホテルが公式ホームページで既に割り引かれた値段のプランを用意していたり、楽天トラベルなどで割引クーポンを予約する時にそのクーポンを適用して割引するといった方法がとられています。
この方法は静岡県民割のような手間がないため簡単に予約ができると言う利点がある一方、クーポン切れなどによりそもそも予約ができないと言うリスクもあります。
このように現在の県民割は各県ごとに予約方法もが異なるため利用者側は旅行先に応じてそれぞれのルールを確認する必要があると言う欠点が発生しそうです。
複雑でもそれ以上にお得!県民割全国拡大で日本を盛り上げよう!
現在の県民割の参加対象者が全国に拡大すれば、各自治体の参加方法の違いにより利用者は
利用者の調べる事は増えると思います。
しかし県民割にはその手間以上のお得さがあります。
まだ正式発表もされていない調整前の段階と言う事ですが、実現されればゴートゥートラベル以上のお得さとなる可能性があるので皆さんもぜひ利用してみてください。